(新)△「18/40 ふたりなら夢も恋も」


福原遥と深田恭子。

深田恭子好きとしては絶対にみるが、自虐アラフォーネタが強すぎて女子ウケどうか。アルアル的な逆境を乗り越える話で共感したいがしたくない、複雑な視聴者のこころを不穏にかき混ぜるとリスキー。でもきっとハッピーエンドには違いない。自虐世界から強くてポジティブワードのダブルヒロインを見たいが、果たして。1話はちょっとネガティブのかち。

(新)〇△「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」

松岡茉優×芦田愛菜×加藤清史郎。「3年A組 -今から皆さんは、人質です-」のプロデューサーと監督によるオリジナルで、続編説もあったらしいが、確かに設定に類似点。

松岡茉優が、全てをかけて全力で高校三年生のクラスに向き合おうとする教師役。今までの中でわたし的にはもっとも嫌味消えてバランス良くなってる気がする。生徒役のなかに、すっかり大人びて怖い表情も似合う芦田愛菜ちゃんが長台詞と泣きの演技。そしてあんなにかわいかったこども店長が、見事なグレっぷり披露で幅広げ中の加藤清史郎くん。彼らの成長&完全なる新世代台頭を観察。

話は卒業前の高校のとあるクラスの1年間で、時間巻き戻しあり。家庭教師のトライ監修ドラマのひとつ、以前の「家庭教師のトラコ」も攻めてたが、今回も攻め一択か。教師にとって不遇すぎる現代の教育現場に対して言いたいことを詰め込める成功系教育企業の判断と勇気に拍手したいし、期待したい。

1話だけでは分からないが、温度感は3年A組に似ている。万人受けは狙わず、議論を巻き起こすのが狙いか。生徒役に若手期待株も多そう。期待を込めて〇△。主題歌「ユアーズ」は3年A組の菅田将暉。

著しい技術革新の裏で大人ですら共感力が失われつつある現代において、思春期の凸凹をかかえる生徒たち、それぞれに自分のなかでいっぱいいっぱいな過酷な背景があるだろう。大人が外から眺めても本当の辛さは理解できないかもしれない、学校という小さな閉じた社会をどう乗り切るのか、毎日が大げさではなく必死なはず。親も先生達も成長過程のひとりの大人であり、聖人君主や神様ではないのだから、大人や親が解決できずに残した課題が子供たちに皴寄って、小さなゆがみの縮図を生んでしまう。

ただ、これは根本的に無くすことができるようなものではなく、どの時代にもある程度は存在してしまうだろう。短絡的に悪とラベルをうって距離をとって終わっても何の意味もない、何がどう絡まっているのか、まず問題自体を見つめる必要がある。そこから何らかの知恵を生み出せるかどうか、一度爆発させてみるとか、必要なら逃げさせるとか、命や可能性をつまないためならば、あらゆる手を尽くしてよいと思う。繊細ゆえに触るのは危険ではありつつ、アンタッチャブルですましてはならない重要な社会問題に取り組む挑戦か。

(新)◎「ウソ婚」甘いの所望

最近のってる菊池風磨(Sexy Zone)×長濱ねる。他に渡辺翔太、トリンドル玲奈、織田梨沙、黒羽麻璃央。

ツンデレ幼なじみの、ちぐはぐシンデレララブストーリーか?原作漫画で女子のツボ押しまくりの可能性で、うるおい供給路線、楽しみ✨ラブコメ+美しいトキメキシーンを期待。


菊池風磨君が朝の情報番組でも言っていたけど、最近脱がせられがち?確かに。夏ですし人気の証拠ですかな。前回は誠実どまどい弟キャラでちょっと口をとがらす感じが強かったけど、今回はちょい悪びれ・つんでれスマート王子か?


ヒロイン長濱ねるさんはあまり存じ上げなかったが、けやき坂とか櫻坂とかのアイドルグループから来た人のもよう。あまり特徴ないがキレイなのと善良キャラにフィット。女子もシンプル美しさ以外の天然目力濃いキャラ乱立時代のなか、逆戦略成功するか。

第1話の最後のシーンでの菊池風磨の豹変ぶり、もっとギャップが出てくるかな注目(楽)★表情ゆたかで全方面自然でサマになるのは、努力のたまもの?次世代キムタクかな?応援!

(新)◎「VIVANT」壮大

ヴィヴァン。 堺雅人と阿部寛、二階堂ふみ。松坂桃李、役所広司。

モロッコロケで壮大、ほぼ映画みたい。

ストーリは商社から謎の誤振込発生、大金取り戻しに飛び込む中央アジア?で、より大きなトラブルに巻き込まれてしまう話。前期のペンディングトレインといい、平和ボケな世界には、このぐらいの非日常が必要か。いちわだけ豪華なのか全部こうなのか、興味津々。どちらにしても、どう展開していくのか未知数で楽しみ。

半沢直樹や下町ロケットの福澤克雄監督📣これまでの実績があるからこそ、本気の世界舞台か。

阿部寛の有能な片腕のドラム役のキャラが漫画の愛されキャラのように愛くるしい。体形や動き、そしてやたらデキルw 声は出せない設定で翻訳アプリを用い女性声優さんの色っぽい言い回しと声で会話する。富栄ドラムという元力士さん♡そして声は林原めぐみさん♡気合入ってるねー

(新)◎「真夏のシンデレラ」王道月9復活

(≧∇≦)王道月9ラブストーリー復活か😍

森七菜ふくむ男女8人恋模様@海辺\\\\ꐕ ꐕ ꐕ////昔さんまさんと大竹しのぶが出会った男女七人夏物語ってのがありましたな(懐)

間宮祥太朗好きなら当然だが、そうでなくても分かりやすいハッピー。恋をしたくなります!きゅっと胸がしめつけられてドキドキして泣いて笑って・・の夏が描かれそう。あーいいわー

森七菜(短パンビーサンも似合う)、間宮祥太郎(知的な役もやるんね♡)、神尾楓珠(顔こゆ)、吉川愛、萩原利久、白濱亜嵐、仁村紗和(最近活躍)、水上恒司(名前が本名にかわってた、中学聖日記の黒岩君を演じた元岡田健史)。男女4名ずつではなく、女子3名+男子5名。

🌎2023年7月期夏シーズンドラマスタート!<表題のみ>以下都度更新予定

(新)◎「真夏のシンデレラ」王道月9復活

(新)◎「VIVANT」壮大

(新)◎「ウソ婚」甘いの所望

(新)〇△「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」

(新)△「18/40 ふたりなら夢も恋も」

(新)◎「初恋、ざらり」 重めピュアが切ない

(新)△「ハヤブサ消防団」池井戸ミステリーを変な組み合わせで

(新)△「こっち向いてよ向井くん」いまのとこカマトト勘違い男子になっちゃってるあかそくーん

(新)◎「ばらかもん」地味にゆっくりほっこり

(新)△〇「around 1/4(アラウンドクォーター)」

(新)△「シッコウ!!~犬と私と執行官~」お勉強モノ

(新)△金曜ドラマDEEP「癒やしのお隣さんには秘密がある」爽やかいけめんストーカー

(新)〇「転職の魔王様」自分で考えろ

(新)〇「この素晴らしき世界」なりすましライフスタート

(新)〇「トリリオンゲーム」確かにあほっぽさはあるがキライじゃない

(新 遅)〇「やわ男とカタ子」オネエキャラもイケてる三浦翔平

(新 遅)〇「シンドラ 紅さすライフ」

(新 遅)◎「何曜日に生まれたの」野島伸司作品、苦いセピアの思い出から動けないメイに差し出される傘は

2023年7月単発 〇「拝啓、奇妙なお隣さま」不思議なご縁ファンタジー

テレビ朝日新人シナリオ大賞スペシャルドラマ


まず設定がすごい、このシチュエーションからスタートすることで、世界に引き込めるだけじゃなく、平時には見えないルート思考をめぐらせることを可能にし、ないとこからライフ回復の狭間ならではの思考転換をみせる。そして、生と死をみつめる、恐れのない境地に達した静かな視線がすごい、これが史上最年少当時22歳の若杉栞南さんの脚本。


こんな奇跡があったらいいねの、明日を生きられる人が、生きたくても生きられない人の分まで生きるための、ご縁ファンタジー。


今も昔もいつだって先人の言葉はありがたい。どう考え、どう生きるか。元に戻らないものは、うんめいは、あるけど、天命尽きるまでできるだけしっかり生きるのが人に生まれたさだめだから。じぶんのためにがんばれるとき、だれかのためにがんばれるとき。さきにいくひと、もらったもの、つないでいくこと。


有限なんだってちゃんと直視できたら、生きることにもう少し謙虚で貪欲になれるかな。そのきっかけを作る素敵ドラマ。

🌎2023年春ドラマ終了<リスト化> その他含む作品一式

最終回完了 個人的好み判定 ◎「ラストマン」最高に楽しめた♪

最終回完了 個人的好み判定 ◎「だが、情熱はある」努力と苦しみの先に花開いた、たりない二人

最終回完了 個人的好み判定 ◎「日曜の夜ぐらいは…」いきづまる今を生きる戦士たちへの暖かな応援歌受け止めた!

最終回完了 個人的好み判定  〇「あなたがしてくれなくても」しあわせ探しの迷路も千差万別、自分達次第

最終回完了 個人的好み判定  ◎「ペンディングトレイン」実は普遍的メッセージ

最終回完了 個人的好み判定 〇「わたしのお嫁くん」

最終回完了 個人的好み判定 △〇「王様に捧ぐ指輪」

最終回完了 個人的好み判定 〇「隣の男はよく食べる」いくつあっても困らないビタミン剤的美しいラブコメ

最終回完了 個人的好み判定 △「教場ゼロ」現代の金八先生枠への道、可もなく不可もなく

最終回完了 個人的好み判定 ×「Unknown」悪趣味

最終回完了 個人的好み判定 △「月読くんの禁断お夜食」一億総ダイエット時代のビューネ君

最終回完了 個人的好み判定 〇「合理的にあり得ない 〜探偵・上水流涼子の解明〜」天海祐希劇場

最終回完了 個人的好み判定 △金曜ドラマDEEP 「夫婦が壊れるとき」あえての深夜ドロドロ

最終回完了 個人的好み判定 △→〇「シガテラ」賛否分かれそうなバイオレンスエロあり思春期のザラザラ

最終回完了 個人的好み判定 〇「グランマの憂鬱」年上の人から学びたい!

最終回完了 個人的好み判定 〇「グランマの憂鬱」年上の人から学びたい!

萬田久子さん主演という勇敢な作品。足立梨花、加藤柚凪、モト冬樹。

長老が経験と知恵を生かして、地域のコミュニティをひとつにまとめ、問題を解決していく話。今都会で生きる我々に羨ましくて仕方ない、お金を出してでも欲しいようなものを描いている。子役ちゃん加藤柚凪が天才的。

長く生きることは是だ。教えてもらうことしかない。長く生きて色々悟ってくるポイントを体感してきた身としては、長く生きることが絶対的に強いと感じる。体が衰える面がマイナスだが、物事の把握力、対処能力は頭が明晰である限り伸びる一方向である。こればっかりはもし若者に反論されたところで、自分がまだ到達していないポイントからの視点に反論するのは無理があると一蹴できる。

年上の人達と日常的に飲み会が出来た時代が遠く去り、最近は何でもパワハラというパワハラ指摘権乱用の逆パワハラ時代で、いったいどっちが強いのかね(むしろ乱用している方が一時的に力を持っていて逆転)という世界。本来おしえてあげようかなという事柄がある日々の局面でも、もはや誰もそのリスクをおかしてまで若手年下を教育する気力を維持しない、もとよりメリットはなく自分が先輩からもらったものを後輩にお返ししようという理念なのだが、メリットがないばかりかデメリットが増え完全にバランスを失した。実際危険だしね。

昔ギブアンドテイクという言葉があったが、親じゃないので無償の愛のようなものは出せぬ、他人に何かを与えるためにはメリットはなくとも最低限の受け入れる側の礼儀や敬意は必須であり、それがなくなった今、与えることは著しく困難。ただ、局面はいつでも変わり得る。日本のように長いものにまかれる傾向が強い社会においては、いったん風向きが変わると、日和見部分が一気にうごくことはありえるとは思う。年をとるということは、後ろに続く世代に何か教えたい欲求も芽生えるということでもある。(本当に許されてはならないパワハラは許してはならず戦うなり逃げるなりして排除すべきだが、そうでなく)教え方が下手な先輩がいたとして、目の前の一瞬の快適を取りに行くのをやめて、小学校の先生がうるさくてもいちいち歯向かわなかったあの感覚で、年長者と良い関係性を学べた若者が最終的に豊かな知恵を得るのではないか。面倒なことと自分に利益があることはセットで来るものだ。楽して何かを得ようというのは、ギブアンドテイクではない。

子供を育てるなら核家族の都心の高層マンションの冷たいコンクリの壁のなかではなく、自然のなかで、できれば大家族+地域コミュニティのなかで育てたいと思う人はいるのではないか。田舎のコミュニティには独自のややこしさや人間関係のしがらみなどもあり、一長一短では語れないが、相性が合うところを見つけられるならナチュラルで本質的な教育ができるだろう。そういう願望がむくむくとわいてくるドラマ。もっと年上の人達と話したり、叱ってもらったり、私は、今むしろしたい。