最終回完了 個人的好み判定  ◎「ペンディングトレイン」実は普遍的メッセージ

題名が謎、と敬遠してたがペンディングトレインを一気見。実は良いw


設定がテレビドラマ的にはぶっとんでいて、演技もテレビドラマとしては過剰気味テイスト、しかし映画寄りというか舞台かミュージカルぐらいの壮大な極限設定の中で、人間というものの長短の普遍的なものを描いているのを理解。

戦争とか疫病とか突然日常が取り上げられた時、隣の他人ってどう動くのか、自己犠牲できる人の方が少なく、理想論と現実論の狭間で醜い展開とそのなかから生まれる(生まれざるを得ない)連帯、友情、恋。


最終話の頭と頭(o・_・)ノ”(ᴗ_ ᴗ。)のシーン!!! 深い気持ちがつたわり、このドラマに相応しいラブ表現。不覚にも若かりし時の先輩を思い出した、脳内思い出引き出しの中には化石の思い出が入っているものだ、びっくりしたw


赤楚くんだじゃなく、イチオシ間宮くんも出てきてウキャー♡さらに今回、山田裕貴さんの演技の成長が凄すぎて、これまでと別次元の完成度✨(゚Д゚)!!!こりゃ好きになってまう、将来たのしみすぎーる。

あとで知ったが、脚本は「恋はつづくよどこまでも」の金子ありさ氏さん。そりゃハマるわ。

※ちなみに終わり方が不完全燃焼と思う人もいるらしいが、自分で妄想する自由を与えられたと考えるのが吉。完結する誰かの人生の記録がみたいわけじゃないよねぇ、それは自分のだけで十分であろ。そもそもそれがフィクションの醍醐味。念の為。それでもどうしてもスッキリしない人は、こういう作品よりは、謎解きとか考察ものとかの特殊ジャンルにて、犯人誰とか色々伏線回収できているか等の検査検証をパズルかゲームのように楽しまれるのが良さそう。