(新)〇「最愛」

潔い短いタイトル。白川郷の美しい景色と若く美しい2人の恋から始まり、ヒタヒタと匂ってくる不運。そして案の定のあんまりな展開からの、運命の再会。ここから物語が始まるのね。

オリジナル作品、ミステリーなのかな。いかにも作り物っぽいストーリではあるのだが、吉高由里子と松下洸平が魅せることで乗り越えそう。薬師丸ひろ子と光石研も世界観にリアリティを添える。

吉高由里子は最初から下手ではなかったかもですが、いつのまにか、かなり演技の幅がでて、悲しい役、すごみあるような、裏ある役までできる女優さんに!ミステリアス演じる時の仲間由紀恵を彷彿。そもそも美しいのもやはり有利ではありますが、再会の取り調べシーンの演技、数年の間に妖艶ななにかに変わらざるをえなかった主人公の気持ちをこのシーンだけで伝えることに成功しています👏特に目の演技に釘付け♡巻き戻して見直しました~。どれだけ勉強して自分の人生も感受性をもって生きてきた役者さんなんだろうと感動!

(新)◎「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」

杉咲花と杉野遥亮。さわやかなピュアラブストーリーの予感。原作は漫画の模様。

杉咲花は朝ドラで証明済の抜群演技力で弱視の女の子を好演。そして、ヤンキー君クロカワ役杉野遥亮が純で真っ直ぐで偏見なく一生懸命で素敵だ~~ぴったりだし演技うま✨展開がたのしみ🎶

目に障害がある方たちの視界イメージやお困りポイントなんかも、変な角度からじゃなく盛り込んでくれているから、知れるのも有難い。何をどうお手伝い申し出ていいか一瞬迷ってしまうことあるけど、やっぱり気持ちで動いていいのかもと思えます✋

他に最近でまくりの奈緒(ちょっと飽きてきたぞ…)と鈴木伸之(こういう役は一手に任せる!)もよいんだが、久々の?岸谷五朗がパパ役☆とぼけ具合が昭和でほっこりします(笑)

周りやお互いを助け合える世の中にもどりますように、のあたたかい世界観が今に必要で、ドラマ愛のツボにはまってます(^-^)

(新)〇「SUPER RICH」

今季期待の江口のりこ×赤楚衛二☆配役が思い切っていて、ドラマファン的には逆に本気かんじ期待大。視聴率じゃなくジワる良作だったらいいな!完全オリジナル作品らしく、たのしみ。

前季「彼女はキレイだった」でオトクな役回りで赤丸急上昇ほの字(古!)予備軍多数のはずの赤楚衛二の別バージョン。さてさて実力の限りをだしていただいて、お手並み拝見~ワクワク✨

題名からは、むかしの石原さとみと小栗旬の「リッチマンプアウーマン」を彷彿。ヒュウガという名前も♡こういうイタズラ&リスペクト的サプライズ好き。もしかしたら令和版逆バージョン?かも?

(新)〇「ドクターX~外科医・大門未知子~」シーズン7

こちらもド定番☆わたし失敗しないので~&○○イタシマセン!が決めゼリフの大門未知子こと米倉涼子、再来。

コロナの医療事情をふまえて、またまた目をひんむきながら、御時世がら、おふざけやや控えめというか、本気&リスペクト多めで進むかな?スカっとできそうな安定作品♡正直これはまだまだずっと続いてくれて良い!

(新)よるおびドラマ「この初恋はフィクションです」

月から木までTBS。深夜0:40から15分ずつ。飯沼愛。なぞの転校生祖父江くんが登場しないまま、物語が始まった。

秋元康の人が死なない系ドラマか、でもやっぱり謎解き→ネット盛り上げ視聴率主義作品かな?

ういういしくいまのところよい感じ。いまの学生の今の感じを秋元康が描けると思えないから、もしやゴースト&名前貸しかな?ま、健全でおもしろかったらヨシ(*・ᴗ・*)وヨシ!

(新)〇ラジエーションハウスII

安定!安心して1時間楽しく見られるのは実は大切&すごいこと。

窪田正孝に個人的な愛はないが、これは「エール」と並んで当たり役かなぁ☆

本田翼好きだが、このドラマでは演技が周りより弱め。広瀬アリスと山口紗弥加が強い、うまいね~。シリーズIと同じメンツがしっかりそろうのもかなり好感♪

音楽やカメラワークなんかが、完全にHEROオマージュなところも好き!同じ方達が結集♡たのしみ~

(新)→最終回完了 個人的好み判定 〇~△「オリバーな犬(Gosh!!)このヤロウ」良くも悪くもオダギリジョーワールド

こちらオダギリジョー脚本演出主演。全3話。良くも悪くも想像を超えてきた!1話2話はかなり好み。3話は切れてんなーって感じ、これがやりたかったことなのか、はてまた続編の予感なのか、ただの不条理系余韻なのか、掴みづらい。まぁオダギリジョーがオダギリジョーたるゆえんか、ちょいバイオレンスが来そうなシーンを健全斜めから&おしまいが流れてくフランス映画的なものへのリスペクト?

とりあえず設定がグー。出演者がグー。池松壮亮、オダギリジョー、永瀬正敏、麻生久美子、本田翼、瑛太、國村隼、松重豊、柄本明、橋爪功、佐藤浩市だもん!ゴージャスすぎるし、かなり厳選してるのがよくわかる♡

池松壮亮がひょーひょーと、警察犬のオダギリジョー連れて事件を解決。なみいる警察モノのなかで差別化に成功のキモは警察犬、中身は小汚めの犬の着ぐるみエロおじさんꉂ(ˊᗜˋ*)他にもヤバいひとたちが多数生き生き。麻生久美子は前髪切りすぎのややイカれたキャラだし、瑛太も悪が似合う、松重豊は悪役に徹しつつ孤独のグルメ的なシーンもあり(笑)橋爪功もこわいよ~

好みの問題だが、2話までなら〇。3話があえてのカオスはアリとしても、消化しきれず〇~△。でも、これがオダギリジョーなんだって名刺代わりなのかな、とは思った☆

(新)◎「古見さんは、コミュ症です。」

原作は漫画、アニメの方も民放で始まったが、こちらはNHKのドラマ版、「よるドラ」枠☆

これ、なかなか良い!只野仁人役の増田貴久と古見硝子役の池田イライザ、とぼけた2人の間合いが意外にリアリティあるし、青春な感じ。

ひととは違う、理解されにくい気質を抱えながら、一生懸命毎日いきて笑おうとする営みが、漫画らしく、でも丁寧に寄り添って描かれていて、なんだか嬉しいし、ほっこりこころ暖まる。こんな世界に生きたいね~

〇映画「鬼滅の刃 無限列車編」地上波初放送 完全ノーカット

待ってました👏ついに地上波初放送、ありがとう☆

昨年夏にはまった鬼滅の刃、原作漫画完結前に一気読みし、最終話は人生初ジャンプ購入してよんだが、そこからの映画の大ヒットは想像以上でしたねー。コロナ自粛徹底スタイルで映画館に行くことは断念してましたんで、今回ついに見られて、よかった( 👌 ͡ ͜ ͡ )👌

つづきのテレビアニメ放送も楽しみです!

最終回完了 個人的好み判定 ◎「高嶺のハナさん」頭からっぽにして画期的に笑えるコメディで至福、続編希望✋

そういや、似た名前の石原さとみ主演ドラマがあったけど、こっちが断然ぶっちぎり不器用で明るくてアホなところが好き♡とはいえ、意外に真理をついてくる(まぁ一話に一個ぐらい)あたりは実は凄腕なのだ~👏👏

たかねはなさんこと泉里香はコメディ向き~!中学生、いや、小学生なみな恋愛不器用さんたちの笑える奮闘を描く。できる女上司とできなすぎる男部下。世の中にたくさんありえちゃう組み合わせを楽しく😆

笑わない時(高嶺の花的な優等生)のバリキャリは怖すぎ、と笑った時のふにゃふにゃの落差がひどくて、底抜けに笑えるꉂ(ˊᗜˋ*)悩みが吹き飛びはしなくても、しばし声出して笑って、ま~いっかって思えた日々でした✨

よわきつよしくん役の小越勇輝もおとぼけ顔でMすぎるのがかわいいが、他のダメダメだが憎めないひと達をさらだげんき役(通称チヤラダさん)の猪塚健太さん&あまいいちご役の香音さん。うまかった。皆で演りきってて素晴らしーコメディ♡

個人的には、ハナさんのどっから出してるんだかの甘えた声「よわききゅーん」と、クール加減間違えたときの「またやっちゃった」、テンパって何かを隠す時の「それから、例のアレ、アレしといて」、「なんやかんやで」全く中身をすっ飛ばしポージングだけで乗り切る勇敢なプレゼンがツボ♪♪続編もとむ!

最終回完了 個人的好み判定 〇「#家族募集します」令和版家族モノ、こんな時代こそあったかい作品グー

ほっこり人情家族モノ。令和版は、血が繋がらなくても、いろんな事情をかかえたシングル親子達がお好み焼き屋さん「にじや」に寄り添って住み、同じ釜の飯をたべながら、自分を取り戻し前を向く話☆気づかないうちに本来の軌道にもどっていく姿は勇気がわいた。正統派でなかなかグー(👍 ̄▽ ̄)👍

※脚本が「カンナさーん!」も書いたマギーさんと知り、ガッテン。あったかいですな~。仕上がりのクオリティも高く、プロデューサーや演出のチカラもこもってました!

重岡大毅と仲野太賀のタッグ、なかなか良い!木村文乃より岸井ゆきのの演技に目がいってしまいました。最後はゲストで平原綾香も出てきて一節♡後半登場の橋本じゅんさんの不器用パパぶり、いつき役の板垣樹ちゃんのかわゆさも、このドラマを重要な位置づけで支えていて不可欠な役回り♪

最終回完了 個人的好み判定 △「准教授・高槻彰良の推察」日本の古めかしいものや夏がもつ、説明できない不気味な世界をクールに描いた、現代の怪談風?

好みかどうか、見て幸せになったか、なんらか私の人生にポジティブな影響やストレス発散に貢献してくれたか、といえば△なんだが、それを置いておけば、世界観はしっかりあったしストーリーもまとまっていたと思う。

フジキ能力をもつふたりに伊野尾慧(Hey! Say! JUMP)&神宮寺勇太(King & Prince)。きれいなお顔をうまくいかして、冷めた感じでちょっと怖かっこいい役。あえての演技か演出か、感情抑えめのたんたんとした表情がつづくので、演技力の実力判定は次回作に期待。

神社やきつねさん🦊や盆踊りや村の風習みたいなものがもってる、人知を超えた不気味不可解な雰囲気やチカラ。科学では解明できないことのうらになにかあるのか、やっぱりないのか。こわいのはひとか目に見えない力か。呪縛から逃れられるか。季節は夏で正解。

最終回完了 個人的好み判定 ◎「お耳に合いましたら。」ゆるさわ(爽やか)が今の気分、食テーマの新しいアプローチ

良かった!食レポをドラマの枠に入れるパターンが乱立し飽き始めてきてるかもと心配したが、これはあり。ポッドキャストとうまくコラボらせて、1話ごとに、そう大きくはないがほっこりするテーマを主人公が自分なりに解決したり乗り越えたり、そこにチェーン系ファーストフードの日常ご飯が寄り添う(*´・ω・)(・ω・`*)♥あうわ~✨

そして、つまるところ、勝因は、伊藤万理華(乃木坂46)が演技がうまく、役に雰囲気にあっている、もしくは合わせられたこと!実在しそうな、ダメそうで強く愛すべきキャラを好演☆エンディングは毎回チェーン系ごはんやさんの店内でゲストと撮り直したと思われる、ゆるくてかわいいダンス、これがまた良い♡

深夜みる側が幸せに1日を終えられるよう、ちゃんと考えてくれて送り出された作品が嬉しい!背伸びじゃなく等身大のご飯と悩みと解決法が、いまの日常を肯定してくれる。華やかじゃなくても、地味におなじことの繰り返しでも、いつもある大事なもの、美味しいごはん、小さな喜びや気づき、そうやって毎日が積み重なり健康・平和につづくこと、これでいいんだって思えるね😉ありがとう~👏👏👏特に9話が異彩、好きだわぁ!続編もとむ!

最終回完了 個人的好み判定 ✕「ただ離婚してないだけ」犯罪シーン実写化は慎重にしてほしかった

最終回まで見ることによって、タイトルの意味と原作漫画作者がやりたかったことがわかったといえばわかった。それから、主演の北山宏光と死んでしまった役の萩原みのりの演技がうまいこともわかった。が、いかんせん、深夜といえども絶望的に暗いテーマと犯罪の実写シーンが多すぎて問題で✕。

最初は自ら招いたものではあるが不幸な事故だったんだとおもう。この段階で警察を呼ぶべきだった(正当防衛が成立したかも?)のだが、そこで判断できず先延ばしにして逃げた結果は悲惨。不幸なスパイラルと死体遺棄、拉致監禁、母親がもつ狂気にも近い強さ。

不幸な生い立ちやトラウマから解放される瞬間が変化をもたらす最終回は、単体でいうなら良かった。終わり方も悪くなかった。地上波映像化する際のセンスの問題かなぁ。これが現在の世の中のニーズなのだとしたら、そらおそろしい、しかもジャニーズに演じさせてしまった…。舞台ならまだよかったかなぁ。

最終回完了 個人的好み判定 △「IP~サイバー捜査班」シリアス笑い少なめ、感情移入難しい

うーん。佐々木蔵之介、間宮祥太朗、福原遥が好きな人なら。そうじゃないと厳しいかな~。シリアス、笑い少なめで、ちょっと見るのが難しいのは、最初おもったとおり。ただ、サイバー関連のリスクの最新トピックのことを少し学べたのはよかったかな(ソーシャルハッキング、遠隔操作、なりすまし、デジタルタトゥー、ソーシャルゲーム、ジュースジャッキング、デジタル終活、ディープフェイク)。せっかくの素敵俳優陣だったので、もうちょい温度感とかメリハリがほしかったな~

最終回完了 個人的好み判定 ◎「うきわ – 友達以上、不倫未満 – 不倫まで壁1枚ラブストーリー」真面目丁寧にスポットライトをあてた不倫未満が切なくも理解出来る良作

このドラマが始まったとき、「不倫が題材だが人が陥ってしまう弱さとしての面から真面目に描くならアリかもしれない」と書いた。最後まで見て、裏切られることはなかった。切なくも理解出来る2人の選択、考え、苦しみ、決めていく過程が丁寧に描かれ、そして結末も良かったと思います。良作!

麻衣子さんこと門脇麦&二葉さんこと森山直太朗。物静かで我慢強そうなふたりには、それぞれ、まぶしくそれなりに自由にいきてるように見える伴侶がいます。不倫されてることに気づきながら、輝かしい思い出となってしまった幸せ時代がときに記憶をよぎりつつ、ただただ耐える悲しい低空飛行の日々。毎日のルーティン会話、ご飯、ごみ捨てがつづく。

社宅のベランダでさびしく帰りを待つ二人の間に生まれる、共感か同情か愛情かただの悲しさの共有か、まさに当人にもなにかわからないもの。それに気づきつつ、怒りを押し殺しギクシャクした夫婦生活を続けなきゃならない毎日のなか、感情振れ幅をおさえたまま低空飛行がつづいていきます。が、あるところから、さすが門脇麦さんらしい内に秘めた激しさで物語は展開し、苦しみ、結末をむかえます。

社宅のベランダ、隣との間の緊急時突き破ると書いてあるあのボードが、メインの舞台セットといっていい、斬新な、どこか冷めた空気感が独特です。

題名にもなっている浮き輪が、青い海に投げ込まれる黄色い浮き輪の映像が、とても印象的で重要な役割を果たします。たぶん、浮気された、され妻、され夫にしかわからない感覚があるかもしれません。世界は平和で晴れているのに、自分はたったひとり放り出され孤独、誰も信じられなくなりおそろしく息すら自然にできなくなる、でもつづいていく毎日の生活、待つ時間。たったひとつの裏切りを知ってしまった瞬間に、見ていた世界が、そこにあったはずの暖かい温度が、明るい未来が、自分の性格が、180度変わってしまう。

どこからでも真っ青な青空の下の空気のない海中に転落する可能性がある、そんな危うさを描き出し、転落したその場所からどうやって浮上するかのモガキを丁寧にゆっくり体感させることに成功。つづいていく生活のなかで、何かに逃げなければやってられないときもあり、でも自分を見つめふりかえる瞬間もあり。自分がされて嫌なことや自分の美学や哲学でゆるせないことについての葛藤もあり。黄色い浮き輪が象徴するものが、ふたりにとって必要だったそんな日々。それはそれでかけがえのない時間になる、というか、した、というか。ふたりとも偉いよ~

何がハッピーエンドかは人それぞれですが、凸凹が避けられないのが人生なら、頭切りかえて塞翁が馬とできたもの勝ちかな。自力で泳ぎきってまた青空を見られる日を夢見て。生きるということ自体の重くて細い道。色んな人が見ることをちゃんと想定して作られたうまい作品だと思います。テレ東やるね!

※安藤裕子「ReadyReady」は苦しさを、三浦透子「通過点」もドラマの世界観全体をサポート。「すぎてみればただの通過点 ほんの数分で終わる笑い話にしよう」

最終回完了 個人的好み判定 △「来世ではちゃんとします2」アケスケ性生活コメディの形で、多様性肯定しながら令和の人間達のリアリティを描く

こちらも振り切れ系。つくづくこういう時代なんだな~。だれがみても羨ましいような1つの典型幸せモデルの御伽噺は古くなって、いまは人と違っても人からなんと思われようと自分がよければ良いの、言うならカスタマイズ幸せスタイルの自分肯定時代に突入!人の数だけ無限に選択があり、自由過去最高マックスならでは、実は逆に選択幅広すぎてお困りの方方もいそうな、そんな時代を生きている我々☆

そういうものを描いたんだろなの原作は連載中の四コマ漫画。性生活がらみコメディー。深夜だから許される、何股セフレやソープ通いの、ある意味確実に実在するリアリティ登場人物たち。嫌悪感がある視聴者もいるかもしれないが、私は色んな人間の弱さ汚さズルさを描き出す系統の文学が好きなタイプなので問題なし、むしろ興味深い。

個人的には内田理央と小関裕太という俳優さんがもつ内面性を生かした作品であるように見えて、おもしろかった!なやんでるんだけど、どこかとてつもなくアッケラカンと、弱いくせに強い不思議なひとたち。

人間を描くってこういうことなんだ、たぶん。描いてる側も、羞恥心や飾りを捨てて自らを削りながら、汚くても色んな色をザラザラ感をキャンバスに書きなぐる、その結果はすがすがしく逆にキレイにみえたりもする。昭和では地上波になかったであろうこんな作品、令和ならアリ。

エアバンド(口パク)絶叫の冒頭映像も、やっぱりイイネ♪

最終回完了 個人的好み判定 ◎「武士スタント 逢坂くん!」勇気ふるって二重丸のキワモノ

これに二重丸をつける私の勇気を買って欲しい 。タイムスリップ×春画師×漫画。だけど、原作(漫画)もドラマ化も、俳優陣の演技と本気、そして映像、すべてのまとまりがすばらしかったんだもの!

毎度おなじみ競合乱立のタイムスリップもののなかで、突き抜けた差別化に成功👏江戸から武士で春画師の逢坂が令和にタイムスリップ。ちょんまげ&上半身裸、なぜか縛られてる(が筋肉のハリがすごい(笑))のスタイルであらわれ、ピュアであつく鼻息荒く、現代人にまっすぐな質問をなげかける!こういうゲテモノ?は思い切って振り切ってやったもの勝ち👑🏆良かったです♪

濱田崇裕さん、ちょんまげ似合う。ジャニーズも変わったなぁ(笑)個人的には裸体に興味うすいんですが、画面のアツというかチカラが凄い。原作漫画の勢いを再現しようとしたものかと。でも、見入っちゃうアッシ、変態かしら。いやいや、ご覧になってみて~~

運命的に漫画家のアシスタントになるんだけど、今井隆文さん率いる漫画チームのキャラの濃ゆ緩さがたまらない♡続編もとむ!言っちゃった…(/-\*)

最終回完了 個人的好み判定 △「イタイケに恋して」万人受けしないがアリ

万人受けはしないが、コンパクトにドラマとしての最小限の要件を満たして成立させていて、よかった。

何がおこるわけでもないが、個性的な3人の若者と謎のオーナーの不思議な独特ワールド生活。ずっとつづくわけじゃなく、宙にういたような非現実ふわふわ感もうまく狙って作り出されたものだろう。

渡辺大知、菊池風磨、アイクぬわらの3人の相性が良い。石井杏奈はエキセントリックな役などで最近たくさんでてくるが普通。。。

個人的には毎話の最後の、曲がながれるなか、3人が笑いふざけながら道を歩いていくのを横から平面的に映すイメージエンディングが好き。わけがわからない、ともすればつまらない、とるにたらない、どこかの誰かの不思議話を、このイメージエンディングを流すことで何となく取りまとめ着地させていてある意味スゴい。