最終回完了 個人的好み判定 ◎「TOKYO MER 走る緊急救命室」今医療&救急関係者ひとりひとりの覚悟と勇気と犠牲に思いを馳せ、尊敬と感謝とエールを送るために必要な作品

鈴木亮平と賀来賢人が熱演、感動の大作!以前よりこの2人のファン状態ですが、やっぱり上手い👏要潤、石田ゆり子、佐藤栞里、仲里依紗も好演。涙無しには見られない☆ついに死者0が守れなかった第10話~最終話第11話では、命を救うために戦う難しさ、たとえ仇や現行犯逮捕の犯人であっても救い続ける存在意義と対峙する医師たちのおもたい問題、チーム連携の重要性にもしっかりフォーカスしています。そんな意味で、ただ視聴率狙いの娯楽にしない、深くて攻める脚本が素晴らしい。

日本にいる限り何かあったときは最新医療で救ってもらえるはずというのが揺らいでいる今。だから、この作品の意味が響く!

なにかあった時でも、運が悪かったらたすけてもらえないんじゃないかという漠然とした不安と、一年以上つづく新型コロナで医療関係者の負担は大丈夫なのか、いくら優秀でタフな方達だからって難しいのでは、我々になにができるんだろうか、という心配。そんな時代に皆で考えなきゃいけない問題に正面から向き合った作品で、皆に見て欲しい良作。

このドラマのテーマは伝染病ではなく、事故やテロだが、なにがいつ起きても対応しなければならない現場という意味では共通のあついメッセージをしっかり受け取れたと思います。

こわいけど、命とむきあってくれる勇敢な人達の戦場のリアルを、政治がいかにトンチンカンに関与していそうかを、まず知るところから始めよう。

論理が噛み合わないのになぜか堂々と意味不明な発言を繰り返す政治家にNGを!せっかく存在し信用するに足る科学的・医療分野の知見をフル活用し、しがらみに足ひっぱられずに、ロジカルに進めてほしいと、声をあげよう!

いのちを最優先。そんな当たり前がなぜ通らない。死者の数はただの数や記号じゃない。1の数字に、そのかたの人生、その御家族の愛が存在していること。ゼロか1かの大きな違いのために命を削る方たちがいるのに、高みの見物で自分は動かず、何人か死んでも何とも感じないそんな政治家は一度首になってゼロから出直せ。

優秀な人間が沢山いるはずなのに、ほかの要素がゆえか機能不全に陥っているかもしれない厚労省も、安穏としているのが不思議。一般企業と同様の透明性とスピードで一刻も早く生まれ変わらなければならないはずです。時代はもはや昭和ではない、令和なんです。世の中が進んでも政治とお役所が、綺麗事だけの古い頭が、行く先の日本の実力のキャップ(上限)になっては最悪です。

そして、わたしはわたしで、自分にできる小さなことから始めよう。だれかのためにがんばる、青臭い理想をあきらめず、笑わず、真摯にできることをひとつひとつ。我々の先祖たちが積み上げた努力と叡智を踏みにじらさせないように、国民にもできることがあるはず。医療関係者、救急関係者の皆さんに尊敬と感謝とエールを送りつつ、少しでも負担になるリスクを減らすため自主的ロックダウンを継続するなど、またその一方で経済を回すためにできることをいたします。カッコイイ大人で、次の世代に手本をみせようじゃないか!

再び奮い立った喜多見先生の強さ、信念を持って生きる姿に、勇気を貰いインスパイアされました。ありがとう!医療関係者に限らず日本中のすべてのヒーローに感謝し、明日も、わたしも、ぶれないで、がんばって生きていきます。