最終回完了 個人的好み判定 〇「いいね!光源氏くん シ~ズン2」(NHK) おかえりひかるくん、ファンサービスのシーズン2

まさかシーズン2が来ようとは予想できなかった~(笑)すばらしい!御簾を超えたら平安から令和のマンションにタイムスリップって、タイムスリップものに飽きてた人々の度肝をぬいた前作だったが( ・∇・)続編バンザイ。烏帽子も見慣れたぞ。古文の言い回しを我もしてみたいぞ。ついには紫も登場し、まさかの形のハッピーエンド、ハテナが頭に飛ばなくはないがあまり深く悩まず楽しむのが正解か、フィクションの醍醐味♡

やっぱり千葉雄大と伊藤沙莉という組み合わせを思いついたひとが天才👏桐山漣もハマるな~着物ていうかコスプレ全般似合うんだな★

誰かと一緒に歩き生きる、それは平安も令和も、どれだけ時を超え場所を変えても、人間が必ず続けてきた営み!全4話、あっという間でした、また会う日まで(o・・o)/~

最終回完了 個人的好み判定 △~〇「半径5メートル」(NHK)ベールに包んでマイルドながら真剣さは伝わった

女性の目線で今そこにある身の回りの問題と向き合う。全9話。問題意識には頷けるし、登場人物も等身大で魅力的、色々な視点、自分と違う視点で物事を見ることの重要性など考えさせらる~

本作は意図的にややグレーがかった色合いというか静かに問題提起のローテンション自然体を徹底していた、それがゆえに安心して冷静に向き合えるんだが、それがまた見たあとの満足感にもベールをかぶせてしまったように感じました。また今季は良いドラマが多く揃ったこともあり、相対的に△~〇

ふたりともツワモノに間違いないのですが、今回は主役の芳根京子より永作博美が1枚上手なように私には思えました、久々に見たけどやはり曲者♪

最終回完了 個人的好み判定 ◎「ドラゴン桜 (シーズン2)」すべてのひとへ贈られた、16年越し健在の熱い応援歌

16年前の感動の続編~ありがとう!涙の最終回!完成度高く熱く完了!

だれかに勇気を与えられたり自分の夢に進めるようチカラをあげられるようなひとに、わたしもなりたい。阿部寛のセリフが心こもって生きて聞こえるから説得力があり、ただの漫画ドラマにとどまらない迫力をうんだ٩(๑>ᴗ<๑)۶✨どんなに突き放しても優しさがにじむ、親分ついていきまっせ!

題材は大学受験だが、自分の成長やその他の人生の目的をもち、自分のなかの高みをめざすすべてのひとへの応援歌だ。なんだって同じだ、一生懸命がんばってるひとを笑い嘲る権利は誰にもない。高い目標設定ははずかしいことなんかじゃない。迷ってるあなたの背中をおす珠玉のセリフはありましたか?

フィクションだが、がんばった人達に望んだ結果や前を向き続けるチカラが手に入ったのを見るのは、涙が出るほど嬉しいねぇ(T_T)自分で考えて決めて「頑張れる自分」を手に入れたね!それが収穫だよ!受験経験、受験生指導経験共にあるが、性格が良い方が、屈折がなくできるだけまっすぐで素直な方が、伸びるというのがわたしの持論。そんな意味では藤井くんの顛末がとても良かった!

事柄の性質上、受験には線引きがあり、合否結果が必ず明暗を分ける。だが人生は塞翁が馬だから、このひとつの結果がすべてではない。どんな経験も、大局にいえば、長い人生をサバイブするために必須な、揺らぎない人格形成や何があっても諦めない生きる勇気マインド醸成のための1スパイスとしてむしろ大きな意味がある。戦いから得られる最大のものは、合格だけとは限らない。合格も不合格もどう生かすかは本人次第、始まりにすぎない★後悔ないように生きろ!

「いいか、瀬戸。いまこの瞬間が未来を作るんだ。一日一日を無駄にすごすか、一分一秒にベストを尽くすか、どっちを選ぶかはお前次第だな。」

「だれかのためじゃなく自分のために東大に行け。」

「人生には答えはひとつじゃない。あえて険しい道をいくのもいい。これはお前の人生だ。」

「つまり、お前らはこの程度の奇跡だったらいつでも起こせるってことだ。」

「お前らの強みはその素直さだ。」

「いいか、お前ら。人生で一番大事なのは、東大に行くことでも、勝つことでも、結果を出すことでもない。お前らが目標に向かって過ごした一分一秒、自分の人生を変えようとがむしゃらに努力した、その道のり、熱意、そして仲間への思い、それこそに価値がある。」

「お前ら、いつか俺が言った言葉を覚えてるか。『くそみたいな人生を変えられるのは自分しかいない。人はだれかを変えることなんかできない。』おれはそう言った。だが、よーく覚えておけ。お前らがまっすぐな思いで突き進むとき、その姿は他の誰かを動かす原動力になる。」

「自分を信じてまっすぐ突き進め。そうすりゃ、いつかその姿は、ひとに勇気を与え、希望を与える。お前らの熱意、努力、思いやりが、まわりの人間をつき動かし、そして、それは巡り巡って、いつか社会を変えていくんだ。」

「人生を切り開け!常識を変えろ!こっから先の未来を作っていくのは、国でも環境でもない、お前ら自身だ。お前ら馬鹿はもう馬鹿じゃねぇ。お前らには仲間がいる。その輪を広げてゆけ。」

これぞ教育!卒業式のラストメッセージみたいで響くね!わたしの亡くなった母は教師だったが、学校で一番学ぶべきは科目的な勉強なんかじゃなく、こういう芯になる考え方、それが根本的な強さになり、ひとにも優しくなれるんだと思う。今の私を組成するものは、先生方や親や友人や逆境から得たものだなぁとしみじみ思います。あ、長年良質なドラマからも多大な影響うけてます(笑)

桜木先生の最後の最後のセリフ♡ちょっと意表をつかれ、こらえてた涙が出てしまいました!個人的なことではありますが、母が生前私のファーストネームに込めたと言っていたメッセージと同じだった~(T_T)がんばって生きてるよ、私。

「いいか、自分の信じる道を行け。」

もうひとつ、最終話にまさかの視聴者プレゼント的サプライズが👏前作の生徒役から小池徹平、サエコ、中尾明慶に加え…まさかの…新婚新垣結衣ちゃん出てくるなんて~(≧∇≦)16年前の生徒役時代からは想像できなかった、押しも押されぬ大物に大成した長澤まさみ×新垣結衣の再会シーン、前作みていた世代には格別の喜び♡山下智久も声だけ出演?こうみるとみんな生き残っててリアルに桜木先生の教育が生きたのかな~?

今回生徒役では、健太役の細田佳央太と藤井くん役の鈴鹿央士、天野くん役の加藤清史郎(元コドモ店長)が良かった♥

この16年、あなたはどう生きてきましたか?次の16年は?さぁ、腹にチカラ入れて、自分の限界決めずに、仲間を頼って、素直に、未来を切り開いて生きよう!

最終回完了 個人的好み判定 ◎「着飾る恋には理由があって」令和トレンディ

待ってました最終回★今季はおすすめラブコメがいくつもあって幸せ❤

令和になってちゃんと本気で作った小洒落キラキラのトレンディドラマ(死語)✨表参道あたりの豪邸に共同で暮らす挫折シェフと精一杯着飾りインフルエンサー女子と彼女がずっと片思いしてきた社長、画家とカウンセラー。映るものすべてがここまで隙なくキラキラなのは長らくご無沙汰だったかも?なかなか気合い入ってル☆

横浜流星と川口春奈の絵的な相性グレイト、お似合い。ふたりとも演技うま。肩を並べてそれぞれ前進すべく戦う感じが、今らしい。

主題歌の星野源の「不思議」の曲もモダンでイイネ♡歌詞はいつになくわかりにくい部分もあるけど、曲にうまく乗ってるためか違和感がなく逆になんか刺さるの、すごい~

「君と出会った この水の中で 手を繋いだら 息をしていた ただそう思った」「『好き』を持った日々を ありのままで 文字にできるなら 気が済むのにな まだ やだ 遠く 脆い 愛に足る想い」「孤独の側にある 勇気に足るもの」「二人をいま 歩き出す」

夢を見つけたふたりが、お互いに負けてらんないと、目を輝かせて。「あなたがその理由。」今だっ!

最終回完了 個人的好み判定 ◎「ラブコメの掟~こじらせ女子と年下男子~」ベタラブコメにしかできない潤いサンキュ

漫画の実写化のような万事無事&潤う~♡女子の夢をかなえる展開は、お姫様と王子様の絵本どおり(キキララを彷彿させる可愛い絵!!)。ベタな甘い珠玉セリフ満タン、栄養満点💮💯めでたしめでたし!

パーフェクト病だが実は恋愛初心者の瑠璃姫の栗山千明もグーなんですが、最大の功績は亮役、小関裕太。甘い、かわいい、立ち姿も美しい、、、遠巻きからのめげない、ぶれない、ストレート愛情表現&ゆっくりはぐくむ様子が作り物とはいえ(笑)素敵ねぇー

最後流れる曲、SHE’SのSpell on meの声も、静かでおとぎ話の世界を壊さずドラマのカラーにぴったり。

「空っぽではない でもなにか探してる たった1つのピースが手に入らない」 「君に出逢えて初めて 抱く気持ちばかりで これまでを忘れてしまう 魔法みたいなんだ」「僕にかけられた 魔法はもう解けないんだ」「She cast a spell on me Spell on me~♪」

魔法はもう解けないんすか~~さすが王子様🤴✨「自らつかみとった最高のハッピーエンド」こそ、「世の中に少なからず存在する非の打ち所のない完璧なもの」。

最終回完了 個人的好み判定 △「コントが始まる」期待しすぎたか普通

菅田将暉。彼が出るドラマは必ず見るようにしている気がするんだが、好きなのかよくわからなくなってきた。好みが世の中の中心からずれてどっかにかたよってるかもしれませぬ!

今回も深夜、基本的には1話ごとにコントから始まって実生活とからめてオチをつける構成と、場面と登場人物が限られてもこんな事ができるよの挑戦は、なかなかグー。有村架純も芳根京子も悪くない。個人的には仲野太賀さんの演技が好きかな(「愛という名のもとに」のチョロ役の中野英雄さんの息子さん!)。

最後まで見た感想は△普通。似たジャンルでは若手芸人を描いた2019年ドラマ「べしゃり暮らし」(間宮祥太朗、渡辺大知)のほうに軍杯。そういや、「セトウツミ」も菅田将暉出演の映画版より2017年ドラマ(高杉真宙、葉山奨之)のほうが好きだったな~アマノジャクなのかな、わたし。

最終回完了 個人的好み判定 〇「きれいのくに」(NHK夜ドラ)超難問

うぐ!これは、思った以上の難解な作品でした!初回見終わってハテナがいっぱい飛び、何やらヤバいんじゃないかと不安と期待が膨らんでましたが、第2話もハテナモード突き進みつつ魅力感じ、第3話のまさかの展開に度肝をぬかれた。変態的な構成!びっくりしたよぉ!そんなのありか?(笑)そこから精神状態の良い時を選んで最終話まで見て、感じるものはあったのだが、正直作者がこの挑戦作に詰め込んだ意図を全部汲み取れた自信がないなあ…。(脚本は「俺のスカートどこいった」「死にたい夜にかぎって」の加藤拓也さん。)

オトナがみんな稲垣吾郎と加藤ローサの顔に整形して同じ顔をしている奇妙な世界。遺伝子編集で産まれてくる子供の顔も調整できたらしい。かなり悪い冗談な設定のなか、美容整形が違法となり、その後のオリジナル無修正の顔のコドモたちの世代にスポットライトをあて、彼らの思春期を描く。背景として存在する美しいがみんな同じ顔の有り得ない不自然な人工世界と、オリジナル顔世代の主人公達の思春期のあけすけなギクシャクの自然が、ひどく強いコントラスト。

思春期特有の自己中な棘とか、子供でもオトナでもない中途半端な生臭さみたいなものが、5人の男女生徒の狭い社会の日常のなかに、ぬりたくるように描かれていて、その質感がリアルすぎてある意味で怖いほど。5人とも演技がバカうまい!特に誠也役の青木柚、微妙で矛盾する感情をみごとに表現!

見る側に、高い国語力、というか、深い読解力と考察力を要する難問。極端なダークな虚構設定をもって、見るものに考えさせる挑戦。国語の読み取り問題を解いてる気分、最近のNHKドラマらしいトンガリで、きらいじゃない。ただ難しい~

自由とは。ひとと同じということは。コンプレックスと個性とは。若さとは老いとは。外見とは。夫婦とは。だれかを好きになるとは。

大きく分けると、第1話~第3話と第4話~第8話の2つにわけることができるんだけど、問題提起の核を担う前半第3話までが変だけど結構好きかも。前半と後半はもちろんつながっているのだが、後半の結末はある意味希望がある風な展開なのだが、前半とはまた違う本質的なハテナがいっぱい飛んで、つまり、考えさせられるんだけど答えなんかすぐには出ない。答えが簡単に出るはずのない問題を目の前の皿に乗せられて、困惑したまま動けん、って感じ★

雑に言っちゃえば、表面には、個々の自由だとか違うものを受け入れるだとかがある、裏側には無意識下に存在するアジア的男女性差とか無知や純潔や若さへの盲目的崇拝や呪縛(というか世界的に見たらロリコン寄りムッツリ寄り)への嫌悪や違和感。自分の見た目は誰のため?いきづまる閉塞感から抜け出すために、輝く明日の光をもとめて、ちょっとした悪をとりこむ自由のような罪。それで何かに向き合えてる気になってるのもまだ浅く間違っていそうで、あとあと後悔するんじゃないかと、ザラザラする。「きれい」とは。

最終回完了 個人的好み判定 〇「あのときキスしておけば」大切な人との時間は有限と訴える切ないラブコメ

まさかの男女入れ替わり系×死んじゃったが魂よみがえり系のかけあわせ!ひとり二役ってのはあるけど、麻生久美子と井浦新ふたりで一役って(笑)松坂桃李のモモチ、そのふたりそれぞれとラブシーン多発。井浦新が女役というのは微妙な雰囲気で不思議だが、途中から麻生久美子と似てるなと思えてきた!

「おじいさんとおじいさんになってもずっと一緒にいたい。」別れのタイムリミットが切ない。だから、言える間に愛は言葉にして伝えなきゃね。別れの悲しみは消えない、それでもいきていかなくちゃ、もしかしたらまた見守ってくれているかもと感じながら。

テーマがテーマゆえ、ハッピーエンドとか大爆笑とかにはならないのだが、別れを抱えて前向いて生きてく、そのために起きた奇跡をコメディタッチで書いた作品。変な人だと思われちゃうかもだが、亡くなった身内のメッセージを空から感じるようなことって、無くはないもんね。他には、男性陣ふくめたフラダンスシーンや三浦翔平の振り切れた元ダンナ役編集者のシーンが面白かった。三浦翔平さん、最近濃ゆい役おおいね…松坂桃李さんはモモチみたいな情けないキャラは役どころ。

最終回完了 個人的好み判定 ◎「リコカツ」恋愛をつなげていく2人のフリースタイル&Pale Blueも世界観グー

夫婦の数だけ、好きなだけ、迷いも別れも再合流もあっていい、そんな時代に生きてて良かった♡誠意をつくして努力してでもおり合いポイント見つかるならアリだね~。色んなことを思い出したり考えたりしたドラマで、主演2人北川景子&瑛太の演技も文句つけようなし!であります!

最終回は着地にむけて整理って感じもあったが、初回とはまるで違ってすこーしずつだが似た者夫婦に向かっていってる2人の姿自体がハッピー、とくにこういちさんはかなり可愛いぞ!個人的には、最終回よりその前とその前あたりが深くて記憶に残りました~

主題歌もぴったりばっちりサポート★米津玄師さんはハチ時代の世界に触れた瞬間から嬉しい驚きから好きになり、米津玄師名でまだ本格ブレイク前はライブ見に行ってみたりして声の美しさにハマった方。一番好きな曲は変わらず「アイネクライネ」(本人作品MV必見)なのだが、今回主題歌「Pale Blue」は二番目に好きかも♡いや、入れ替わるかも?というか、このふたつには共通項がある気もしてます、本音を出すところの不安げだが覚悟かんじる強い独特の曲調が刺さる~~。

彼の曲の長調と短調を不安げに行ったり来たりして定まらない大人しく弱そうな感じと、その中にぶち込んでくる魂の叫び声みたいな強めのメロディアスな部分のバランスが、計算され尽くしていて彼にしか作れない世界観。彼の心のなかの色合いやヒダヒダを反映したものだと思う!貴方の傷口から溢れ出す優しさ、伝わってますよ♡

(最近しばらくMVはイマイチささらない&lemon以降のモーツァルト的に才能つかえば幾らでもできちゃう大量生産中の曲は正直あまり好きじゃなく距離おいてましたが…この曲久々にツボ、やっぱり好きだな~。米津玄師さんはまだまだ表現したいことがあるでしょう、本質的に原点回帰やそれとのミックスを見たい気がしてました👏👏)

恋をすることは100%キラキラ安心な瞬間だけじゃない、むしろその瞬間は短くて、嬉し泣きのような、泣き笑いのような、不安定さをどこか予感しながら大丈夫と信じようとする、その状態自体をいったん肯定するしかなくてそこから何かを越えようと不思議な状況を「それでよかったねと」喜ぼうとする「奇跡」の時間なんだと思う。2つは合流して壁をとかして完全に統合することはないし、相手の頭や心のなかを理解していると確信することすら難しいけれど、見つめ合う2つとして並走できる時間を共有する、とりあえず行けるところまで。2人だけの形を見つけようとしながら。

はじまりがあるからおわりまでの一直線の道ができて、だから一体ともいえる。でも見方を変えれば、おわりまでのカウントダウンもはじまった瞬間に始まるわけなんだけれども。それは生きること産まれることもおんなじで。お花が咲くこと、命がうまれること、恋が芽生えること。美しくもがいて一直線を走りぬけていくの。

そんな独り言中の私にとって、Pale Blueの歌詞は全フレーズしみしみで、リコカツの切なーいシーンの2人の表情が脳裏に蘇り胸がキュキュッとなる。そういうベストな主題歌に出会えた作品でもあり成功◎今日は最終回録画見る前から頭のなかで主題歌無限ループの一日でした~

「ずっと 恋をして いた」「水もやらず枯れたエーデルワイス」「酷く丈のずれたオートクチュール」「黒ずみだす耳飾り」「ほつれていくボタンの穴」「エンドロールの途中で悲しくなった ねぇ この思いは何」「どれだけ生まれ変わろうとも 意味がないくらい どこかに導かれるように あなたと出会いたい」「わたしあなたに恋をした 苦しさと一緒に ずっと」「ずっと ずっと 恋をして いる」

どれだけ生まれ変わろうとも意味がないくらい!かぁ•*¨*•.¸¸☆*・゚(∩˘ω˘∩ )♡

最終回完了 個人的好み判定 ◎「レンアイ漫画家」不器用が逆にモダンなラブコメ万歳

は~幸せ!愛と笑いの不器用ラブコメ完結ということで、別番組かと2度見しちゃう意表をついた始まり方の最終回、最後まであきさせませんでした♪さすが!ありがとうございます!

作り込みを感じさせすぎない吉岡里帆の自然体のうまさ、そして目の演技も良い鈴木亮平の変幻自在が、うまいことマッチし、不器用なふたりのゆっくりドンマイ珍道中ラブ💞楽しかった~ラブコメバンザイ。

今季はこのドラマと「着飾る恋には…」で、共通のあらたな企みが。毎回最後にワンシーンがもう一度流れ、隠されてたストーリや想いが視聴者に明かされる仕掛け。このミニボーナス大サービスの仕組み…私はもう虜♡毎度、単純脳の私では予期できないところが切り取られ、恋愛魂のツボをソフトに押され、ウットリしちゃいましたなぁぁぁー!

ラスト近い海の重要シーンも2人らしく素朴に自然体で美しく印象的。

主題歌の「カタワレ」もぴったり。「君は僕の何ですか?もしかして もしかして」「僕は君の何ですか?もしかして もしかして」「片方の胸が痛んで 何かが足りないと気付いた」「ああ、僕は君に出逢うために生まれてきたのかもしれない」「ねぇ、勘違いだとしてもいい 君は世界でたった1人だけのカタワレ」「ああ、夢みてた王子様じゃないけど、君が好きなの」「ああ、新しい感動で うまれかわってゆくラブストーリー」

better halfって英語を初めて知ったとき、人生はカタワレ探しな面もあるのかもって、まだ見ぬ誰かを感じてなんかウルっとしたのを思い出す~学生の夏の日。

久々に大好き名作映画「恋愛小説家」も見直したくなった&また恋愛がしたくなるようなドラマでした★老若男女よ「たったひとりの人生の相方」に会うかもしれない恋をしよ~♡

(スペシャル)〇恋は「もっと」Deepに-運命の再会スペシャル-

恋ぷに9回打ち切りの翌週に放映されたスペシャル。海音(ミオ)が海に帰ったあと彼女が残したビデオメッセージを見ながら皆で回想→星ヶ浜でペンションを経営し海音との思い出を大切に生きる倫太郎さん。彼は変わり、海中タワー計画も変わった。あとはスーパームーンの日に期待したりしながら3年。再会の予感!?

最終回完了時には△としたんですが、そこでリセットした戦略が吉と出て、今回のスペシャルはオマケゲットの気分で、なんだかんだ文句垂れながらも最後までついてきた視聴者にご褒美!完全おとぎ話の続編として楽しめました♡この形は座りがイイ。制作側の戦略勝ちかな~👑ドラマ中流れてたインストも暖かくドリーミーで素敵に世界観をサポート✨

海辺のペンションを経営するご夫婦には、もしかしたらこんな秘密があるのかもね~(öᴗ<๑)

最終回完了 個人的好み判定 〇「大豆田とわ子と三人の元夫」 自分探しの道中に咲く肯定の答え

最終話やってくれました!うまい!最初に感じた大豆田とわ子が抱えるお母さんとの思い出に関連しそうなひっかかりの影、途中で私の勘違いかと思っていたが、最後に蘇ってきた。回収のしかたというか、じわじわではなくあさっての方向からグルンと閉じてくるこの感じが、坂元裕二さんらしくハイセンス✩どうやったらこれが作れるんだろ。

母と娘のあいだには生きてる間もその後も絆があり、知らないこと知りえないこともある。だけど、幸せであってくれたらとお互い信じ合えることは、結構生きていくための核になりうる部分だと思う。そういうものが、とわこと唄の帰り道の会話でさらりと表現されてた気がする。

パパとの会話も、自分探しの光がみえたとわこにとって、救いとなる。とわこが誰かに直して欲しかった網戸も、比喩的に、いろんなひとが、夫3人やパパが居たことにとわこが気づけたことを印象的に表現していた。「わたし、ちゃんと、いろんなひとに起こしてもらってきたよ。」

「どれも君が愛に囲まれて生きてる証拠なんだよ」「そうやって。だからね。ぼくは何度でもお湯となって水となって巡り巡って君を好きだってこと」「ぼくたちはみんな、君のことが好きだってこと。大豆田とわ子は最高だってことだよ」

妄想か真実か、不思議な3+1人の愛ある友情関係、眩し(*´つ_⊂`)4人組のお笑いコンビだよね、これもう。

「そうだな、あたしの好きは、そのひとが笑っててくれること。笑っててくれたら、あとはもうなんでもいい。そういう感じ」

曇りが晴れて何だかおニューな心境。奇跡が重なって出会って別れて、泣いて笑って、転んで歩いて。暗い気分の日、気分だけでもアカデミー賞の日。日常のなかに悲しみと喜びは混在していく。とはいえ、なんだかんだ、「迷ってきたようで一本道だったんだね」って思ったりしながら。

この作品をどう評価するかは、多分ひとによると思う。なんでもそうではあるが、本作ってば、ひときわそうなんじゃないかと~。ああ人生ってそういう面があるよね、よくそれを切り取って表現したもんだ、わかるなあ。そう感じる人と感じない人がいると思う。傷だらけになりながらの自分探しを、暖かい目で描こうとしてる。そんないくつもの人生や傷を、そのまま、それでいいんだ、それでよかったんだよ、と頭にポンする感じの作品のように、わたしには思えたので、満足。

最終回完了 個人的好み判定 ◎「イチケイのカラス」裁判官版HERO、令和の不正多発時代に司法の独立を高らかにうたう

ぶれずに長年竹野内豊様ファンゆえ、一般より甘めかもしれませぬ♡しかし、贔屓目ぬきにしても、近年の彼の作品選びは良いのです。カッコ良さを捨てることができたある時から、本当の竹野内豊伝説が始まりました。むさくても暖かいキャラ、世の中に元気や勇気を与えるものを厳選しているように思います、ご自分が演りたいものなのかな。今回もグー♪ついてゆきます~

刑事裁判において検察があげてきた事案が無罪になることはほとんどなく、99.9%がくつがえらない。しかし、このドラマにはその壁と戦い、無罪推定の原則からくる「疑わしきは被告人の利益に」を徹底する愚直な裁判官像が描かれています。竹野内豊とその先輩として道を示す小日向文世。彼らの信念を曲げず保身をかえりみず圧力に屈しない姿は、まわりに影響をあたえてゆき、裁判所での常識に染っていた黒木華をも変えていきます。竹野内豊の入間みちおの笑い方「うはっ」がツボ。佐々木蔵之介好きだが、今回最終話に登場した役は憎たらしー

HEROの検察官を思い出す、型破りパターン、今回は裁判官バージョン。こんな裁判官いるわけないと、法曹関係者とおぼしきひとのコメントを以前読んだ気がしますが、今回最終回直前にこのドラマの中に登場する先輩裁判官のモデルが実在するとして、その方がテレビにて特集されていました~!驚きました!

人はいろんな理由で嘘をつく。そして、検察も裁判所も大きな組織であるゆえにひとつの方向に強く誘引する場合がありえるだろうことはうっすら想像がつくし、冤罪が実在してきたことも事実。そんな中でも、現実に戦っていた方がおられ無罪が勝ち取られていたということは、非常に、非常に、生きる気力・戦う気力を甦らせる★諦めずに正義と向き合ってたたかってくれるひとがいるんだ!

民主主義法治国家において極めて当たり前のことではあるのだけれど、冤罪の落とし穴は深く万が一はまったら抜けることが難しく、味方の少ない長い戦いになってしまうのだから、ただのひとつもそんな悲劇が起こらないよう万全を期す。言うは易しだが、99.9%の残りのその僅かな隙間が正しくエラーを拾えるための戦いは、容易でもなかったし、裁判官といえども誰もが挑戦するものでもなかったようです。

「イチケイのカラスになれ、さかまちずる」

「悩んで悩んで悩みまくって、一番いい答えをきめること」

「善人にも悪意がある、悪人の中にも善意がある、けして一色には染まらない」

「裁判官だって間違えることはあります。でも、それ以上に大きな罪は間違いを認めないということではないでしょうか。」

「司法によって殺された、司法の犠牲者。苦しみを、いたみを、いきどおりを、想像してみてください。」

「裁判は誰のためにあるのか。裁判は常に平等であり、すべてのひとのためにあります。司法は絶対に真実をねじまげない。だからこそ、ひとは安心して生活が送れる。」

「想像してください、あったことをなかったことにされたら、どれだけのひとが傷つくことになるのか。想像してください、あったことをなかったことにして、どれだけの苦しみを抱えて生きていくことになるのか。想像してください、勇気をだして一歩踏み出したときに失わずに済むものを。」

最後は仲間と大きなウネリをうんでHEROの最後とも似てた?(öᴗ<๑)続編も可能な形で、ちょい期待♡

こんな時代だから、国が信じられない今だから、最後の最後の砦である司法が権力に屈しない、あるべき姿でワークして欲しい。証拠がない罪じゃないなんて逃げおおせるなんておかしいの国民の叫び。検察、裁判所ともに信念&勇気所望。入間みちおの実直精一杯が周りに理解され道が開けるハナシ、勇気をもらった!日本の戦後民主主義が危うい今だけど、こういう作品から、誰か将来ある若き卵たちが信念理念を曲げない勇敢な裁判官をめざしてくれたら、日本はまだ救える。わたしも明日も自分にできる一善、がんばろう~~

最終回完了 個人的好み判定 △「ネメシス」テーマはあるが仕上がりは普通

天才的頭脳の広瀬すずとポンコツ口パク系探偵の櫻井翔に江口洋介と仲村トオル。そして橋本環奈。最初はただの軽い探偵ものかと思ったが、出自の秘密あり、ゲノム編集をめぐる倫理と欲望。功名心にとらわれ突き進むものと犠牲になるもの。全話貫通の大きな謎とドタバタアクションあり、初回に思ったよりは盛り上がりがあったが、、、かなり豪華な出演陣ながら何かがもう一歩。

コメディ要素とシリアステーマが相性イマイチだったのかな&作り話感が最初から最後までぬけずじまいな点かなー。コメディってほどではないのだが、随所に「ここで笑ってください」的なとこはあり、エンタメとして楽しむことはできるレベルだが、一方で現実におこりうる怖いテーマを扱っているので、笑ってていいのか、何人か犠牲になったが平和戻り前を向く的な結末でいいのかいなと、微妙な気持ちで終了。最終回の展開自体は役者さん総出&終わり方など無難にキレイ。

良かったのは、何かと暴走能力がある役の大島優子と凄みお師匠さん味方役の南野陽子、うまいなぁ。そして、謎あり影あり優しさありの江口洋介と仲村トオルかな~。仲村トオルさんは、彼が若い頃良さがわからなかったが、お年を召されて良さがわたしごときにもバチバチに伝わるようになった役者さん!(このドラマには出てないが、吉川晃司さんも同じ♡)

最近は女優さんもアクションに挑戦するひとが増えてるが、広瀬すずもトライ中の模様。個人的には、広瀬すずさんの声はかわいい、セリフ回しもまずまずなんだが、新人としてはうまめだったところからなかなか伸び悩んでる気がする…お姉ちゃんの広瀬アリスは(このドラマじゃないが)どんどん上手くなってるから時間の問題かな?

最終回完了 個人的好み判定 〇「桜の塔」復讐系玉木宏芸

玉木宏の最近強みとなってきている恋愛薄めハードボイルド。名作だった玉木宏と高橋一生の「竜の道」を思い出す復讐ものアゲイン。苦悩にみちながら戦う男の生き様、権力が陥る汚い闇のおそろしさ、伝わってます今回も!やや重いけど頑張って見たよ!(褒めて(笑))

椎名桔平とふたりともなんだか可哀想にみえてきたなら、たぶん思う壷コースの素直視聴者。誘導作戦にマンマと(正しく)はまった証拠と言えましょ。広末涼子は玉木宏を見守るせつない理解者を好演(演技は相変わらずなんだが役に合っててグー)、仲里依紗も濃いキャラ封印し、守られながらもさみしく愛に捧げる美しい姫に徹したとこ(どんな役もこなせて流石)、このふたりはこのドラマの救い部門担当。中学聖日記の生徒君だった岡田健史も健闘。

「説明してもらおうか。どこからがお前が書いた絵だ。」「全部ですよ。」

悪魔に魂うっても果たさねばならなかった因縁、親子リレーでのぞんだ信念と正義とは。勧善懲悪ではなく、悪をもって悪を洗う長く苦しい戦いが終わる。「俺、もう人じゃないから。」(T_T)

最終回完了 個人的好み判定 △「恋はDeepに」さすがのふたりにも人魚は難題

恋ぷに、終わりました!9話打ち切り?人魚姫🧜‍♀️恋したけど海にかえっていきました、ハッピーエンド、(˙꒳˙ก̀)ハーイちゃんちゃん。うぬ!人魚の話なんだと気づいた瞬間から、失敗の予感はありましたぞ。そうそうに気づくはずの視聴者の衝撃を想定して勇猛果敢に進もうとした制作サイドがある意味ですごい挑戦作(笑)バシャバシャになるほど保湿器かけたり、足を氷で冷やしたり、塩を舐めたり、ごはんは海藻、あ、これ、コメディなの?いや、そうでもなく、マジでラブストーリーにする気っぽいよ。マジ?あれあれ、さすがにきついかな?大丈夫?

そんなわけで、今シーズンスタート時にも書いたが、正直なかなか世界観に入れなかった。石原さとみと綾野剛の無駄遣い説にも、ウンウンとうなづけちゃった。ふたりともほんとはこんなもんじゃないんだってば!魅力全開でトリコになりたかったよ~~

まぁ、途中でハッキリ見えてきたのは海洋汚染への真摯な取り組みが必要だと広く知らせたいというメッセージ★これはタイミングとして意味あり。私自身魚が大好きだが、マイクロプラスチックや汚染水が気になり、将来は魚食べられないかもなと個人的に不安な今日この頃、山も海もつながっていて生態系を人間のおごりでこわしてよいはずもないということを、世代を問わず伝えるための、リアル御伽噺や絵本の手法だったということ。だから、挑戦してみたのかな、そういうトライは大事ね👏

石原さとみの作り込み職人面は健在で、寛ぎのポージングから人魚であることをにじませたり、「そろそろ、いきます」のシーンの「さよなら」の声のトーンが秀逸だったりするあたりはさすが。石原さとみ様に任せなさい。正直、この話は、ほかの女優さんだったらもっと大怪我にしかならんかっただろうと想う。最終話のふたりの抱擁シーンからは、人間とイルカの種を超えた交流が実在することをおもいだし、そうだよね、わかりあえるしわかろうとしなきゃよねという気もした!

なんだけど…何がそうさせるのか…思った以上にキスシーンも別れのシーンも感情もりあがらず足りない感は残った。。。キレイなんだが、それ以上でもそれ以下でもなく、脈拍正常。切なさplease。脚本と演出かなぁ。押して欲しいツボに届かない感が不完全燃焼。オトナに絵本を普通に読まれても、ココロよごれてるから届かんなー!打ち切りなんだとしたら、やりたかったことができなかったんだろうから仕方ないけど。基本的にハッピーエンド大歓迎派なんですが、今回は安易な印象あり、いっそ少し哀愁漂う、人間が反省するようなエンディングのほうが感情ゆさぶれたり訴えたいテーマが深く残ったかも?

※来週スペシャル編(再会までの3年)があるのかな?

(新)△オトナの土ドラ「コールドゲーム」

羽田美智子さん、前回も隕石がむかってくる地球のピンチに遭遇した記憶だが、今回また隕石!天候が変わり電気含む文明が崩壊した極寒の地球で、地熱利用の学校?に避難して奇跡的に生き延びた人々の、そこからの狭くて制約された社会を描く。長引く避難生活に不満をぶーたれながら、明るく強く協力しあったりしなかったりしながら生きる感じか?

生き延びるってことだけで、戦後生まれ世代にとってはいまだかつてなくハードな今。思ってた以上に国とかは頼りにならんのだなとわかってしまったとこから、どうするのか、私達。日々ジワジワくるコロナ閉塞感とどうおりあっていくか。自分や家族が生き延びるために、どんな自由までが許されるのか。こんなときに何が大事かを、結局個々じゃなく大局的に考えさせる狙いかな?(ただの予想です)

いずれにしてもきっと、無駄なことをしたり対立したりしている余裕はないと思うんだよねぇ。。

(国際短編映画祭ショートショートフィルムフェスティバル)「マイリトルゴート」(見里朝希監督、2019年ジャパン部門優秀賞)

10分の作品。羊毛フェルトの子ヤギたち、おおかみに食べられたあとの展開がダークメルヘン?と聞いてたが、いや、怖カワのホラー!親が持ちがちな狂気的な要素も描かれ、なかなかインパクト大。お子さん向きではにゃい。ちょいゾクっ&ゾワワっとしたいオトナのかたに!いまなら無料でみられるようです~

https://www.shortshortsonline.org/past-japan/videos/my-little-goat-1

(新)◎「シェフは名探偵」ドラマプレミア23

主演西島秀俊。明るめほっこり職人キャラバージョン。謎の時期5月末にスタート!原作は小説の模様。探偵ものといっても、あたたかいココロの解決もの、こちらは仕事おわりに安心して楽しめそう~♪初回うっかり涙しちゃった!素数で泣くとは人生初じゃ、原作&脚本うまし♡

もう1年以上いけてないが、大好きだったなぁ、レストランでのいろんなお食事や会話との出会い。そこにあったのは、丁寧にかつ感覚も駆使して雰囲気ごと作り上げられた快適な『世界』だった。それぞれの発信する個性に敬意と愛着がもててまた訪れてしまうとき、相性やご縁を再確認して嬉しくなって、また伺っちゃうんだったなぁ(懐)このドラマがデフォルメしているように、訪れるひとの事情や心境なんかをほどよい距離で察知してくるんでくれるのが、素晴らしいお店の繰り出す優しいホスピタリティ。また色んな世界に出会える日がきますように。

(中間更新)〇リコカツ 第8話まで

今期民放連ドラで1番の完成度はコレ!瑛太と北川景子は、それぞれの役を完璧にこなして、真面目に向き合えば向き合うほどずれていく、ぶつかってしまう、他人から見たらなんで?っていう空回り痴話喧嘩が、ある意味コメディで笑えるんだが、現実におこりうるはなしで実は笑えない。そこがいい。

この2人の場合、離婚するのも相手を想いすぎるからで、離婚してからも相手を想い合うふたりは、自らの想いを封印し相手を心配させないために嘘までつきはじめる。自分が傷つきたくないからとはまた違う、思いすぎるがゆえのチグハグ。ビジネスだったらただのコミュニケーションエラーだが、夫婦のことは夫婦にしかわからないの深刻問題。米津玄師の歌が響きつつ、切ないすれ違いが、どこか『賢者の贈り物』に重なってゆく。久々に、懐中時計の鎖を買うために自慢の髪の毛を売った妻と、髪飾りを買うために大切な懐中時計を売る夫の話を思い出したよ~、なんど思い出しても胸にキュンとくる切なさだねぇ。

このままはぐれないように祈ります!あとはふたりの運とかご縁とか次第もあるでしょうが、自分の気持ちに正直になれるかの自分探し、間に合うか。本当に大切なものからは絶対絶対、どんなに惨めでみっともなくても、何があっても手を離しちゃいけない。

「よかったんだよ、これでよかったんだよ」と自分に言い聞かせながら、ガラスに写った自分の形相に紘一さんが苛立ち叫んで泣き崩れる。「おまえ、嘘ついたなー!なにやってんだよ!」一度は人生を共にしようと誓ったんだもんね、どっちの道を行くにしてもにがいよね…

最終回完了 個人的好み判定 〇カラフラブル~ジェンダーレス男子に愛されてます。~

深夜っぽい軽めラブ入りコメディだが、攻めたテーマを扱うのには荒削りを許す深夜の自由さがぴったり!ジェンダを超えて人の数だけ違いがあってよいと多様性をみとめる新時代の開幕を正面から高らかに歌い上げた点がとてもよい。これだから深夜ドラマこそチェックが必要!

男性もオトコ濃ゆいタイプから美容やファッションに興味ある繊細さんまで色々でよく、長髪やスカートやお化粧も、男子も女子もしたければすれば良いし、したくなければしなくて良い。性別は2つしかないとされてきたけど、染色体だけじゃない、いくつもの心身バランスが本当は存在していたんだね、昔から。異質なものを排除するのも本能ゆえだったかもしれないが、平和や安全が確保された今の時代だからこそ、全部受け止めることを可能にしたのかなと思う。

古い思い込み価値観の石器時代はようやく終わり、自分のアイデンティティ表現方法だって恋愛の形だって無数にあっていいし、あらゆる面で無数の選択肢が広がり、世界のひとりひとりがたった一つの存在として輝きを放ち、無限の色、カラフラブル♡♡♡そこには、新たな難しさももちろん内在するけれど、進め21世紀の私たち。

「病気、事故、家族のこと、まさかはだれにでもあるじゃないですか。みんなそうですよね。なんで、自分達は今いる当たり前から落っこちないとおもってるんですか。」

「なら、変えていきましょう。そういう『まさか』がおきたとき、働きづらくなるのなら、変えないといけないのは社会の仕組みのほうだと思います。いまの当たり前から落っこちたひとを排除するのではなく。」

うん。うん。あたたかい視線でお互いを助け合い思い合えるぐらいの安全は今の世の中にはあるよね。もっと厳しかったであろう歴史の時代を先祖達が頑張って生き抜いてくれたお陰で。この進化こそ、互いを殺し合わなければならなかった悲しい時代からは真逆、真の脱却。全部を肯定し排除せず、どこまでゆけるかの挑戦になりますな。

女性目線とか、たとえポジティブに評する文脈であっても、女性複数を十把一絡げにするのももはやNG。女性だから~ではなく、〇〇さんだから~と考えるようにしないと、相手が不愉快になる場合があるらしい、たしかに。カテゴリーで決めつけるのはよくないね、反省。

個人的にはキラ役の桐山漣がツボ。

NHK連続テレビ小説 「おかえりモネ」 スタート

主人公の女優さん清原果耶さんが透明感あり、清涼飲料水のcmみたいな雰囲気は朝にあう。オープニングから映像へのこだわりがつたわる。心に何か抱えてしまった少女の成長と出会い。天気に興味をもち誰かの役に立ちたくて前に進むのか、震災も絡む。鈴木京香や夏木マリと共演者もバッチリ。

ただ、主人公の演技がうまいと定評あるみたいなのだが、前の「おちょやん」の演技がすごすぎたので、ういういしくも霞んで見えてしまうな…。世の中的には今回の方が美人さんでウケがよいみたいだけど~ビー玉みたいな綺麗な瞳が遠くをぼーっと見つめて止まるといった、cmみたいなイメージ表情が多くて、ややお腹いっぱいで、いまのところ個人的にはあまりぐっとこない?かな?他の人が演じたらどうやるかななんて考えてしまう私は意地悪かしら。でも、進行とともに役者さんが成長していくのも、朝ドラの醍醐味!

最終回完了 個人的好み判定 ◎「今ここにある危機とぼくの好感度について」 NHKの勇気に拍手を!

中間更新でも書いたが見終わった結果、全5回、NHKの勇気に感動。みんなが言いたかったこと、言ってくれたね~ドラマ中のセリフという形で大音量で!(T_T)

「見殺しにするってことですよね、たかがイベントのために。」

「そのためには何人かは犠牲になってもいいってことなんですか。」

「クソじゃないすか、そんな社会。そんなん超クソなんじゃないすかね」

「世の中っていうのはそういうもんなの。負け組は負けるしかないし、少数派は多数派の犠牲になるしかないんだよ。だから、だから好感度なの。」

「必ずや名を正さんか。」

「論語にこんなはなしがあるんだよ。あるとき弟子が孔子に尋ねた。もし先生が政治をなさるとしたら、まず何をなさいますか。すると、孔子がこたえていうんだ、必ずや名を正さんか。」(これにはいろいろな解釈があるとしながら、この後ひとつの解釈を述べる)

「たとえば、病気が重くて死にかけてるなら、まずそれを認めるしかないじゃん。どんなにいやでも、病名を知らなきゃ治療だって始まらないじゃん。」

「問題には正しい名をつけなければ、それを克服することはできない。蚊の流出が真実なら、どんなにつらくても、それを証拠不十分と言い換えてはならないんだよ。」

「我々がこのまま生き残っていけるとは私にはどうしても思えないのです。なぜなら我々は、、、腐っているからです。」

「みなさんもうお気づきでしょう。我々は組織として腐敗しきっています。不都合な事実を隠蔽し、虚偽でその場をしのぎ、それを黙認しあう。なにより深刻なのは、そんなことを繰り返すうちに、我々はお互いを信じあうことも敬いあうこともできなくなっていることです。」

「お互いに信頼も敬意も枯れ果てたような組織に、熾烈な競争を生き残っていくチカラなどありません。もし本当にそれをのぞむなら、我々は生まれ変わるしかない。どんなにキズをおうとしても、まことの現実に立ち向かうチカラ、そしてそれを乗り越えるチカラ、そういう本当のチカラをいちから培っていかなければならない、たった今から。おそらく、長く厳しい戦いになる。これはその第1歩です。」

(松重豊さんの長ゼリフ👏🏻👏🏻)

最初あえて何も意味あることを言わないことを是というか寧ろ賢明なベスト戦略だと思ってた松坂桃李演じる元アナウンサー現大学広報が、大学研究センターから逃げたかもしれないサハライエ蚊から媒介する感染症を巡る隠蔽か公表かの内部ウジャウジャから、目を覚まし松重豊演じる大学総長と共に正しい判断を貫くまでのお話。大学には何年もかけて準備され開催中止などありえない国際会議次世代博が控えていた。カニエビアレルギーがあるひとは蚊に刺されたら重症化することがわかっているが、イベント優先で見殺しにしようとする人達や組織。ただ真実と向き合い人命優先という当たり前の判断をすることが出来なくなって正義や制御能力を失う図体のデカい愚かな組織の実情を、反省のための題材としてとりあげてくれた!人間は弱いから守るものがあると判断を誤りそうにもなる、だけど、苦悩し正しい判断をする、それだけだ。ありがとう!

どこかで今まさに起こっている奇妙な事態と重なる。政府が時間の無駄答弁や国語ゼロ点謎答弁を繰り返し、記憶にございません、証拠みつからない、証拠捨てちゃったなどと不都合は隠し、とぼけ、罪すら認めず逃げる。国民アホだと舐めてんのか!?

企業が社員にリモート勤務を強い、飲食店が大量に閉店または苦戦しながら、人流抑えた生活を続けること1年半、高齢者や持病ある人達の命には替えられないと耐えぎりぎりしのいでいる中で、国民大半が望まない国際的スポーツ祭典の強行開催に政府だけが執着。もはや緊急事態宣言も国民の生命守るためなんかじゃなかったことも明らかになり、専門家代表のマットウすぎる意見も都合が悪くなった途端に切り捨て、諮問しない。このウィルスとの戦いに、医療分野の専門家の意見よりも、ど素人のアホ政治家の判断を優先する理由なんかあるはずなく、それがわからないようじゃ、国のトップとして失格、世界に恥ずかしい。国のトップの職責は何か、わかってないのはご自分では?前総理以来の数々の約束反故(ホゴ)の責任とって退陣し、もう一度勉強して出直して来たらいかがか。

世界で人がバタバタ亡くなり医療機関が疲弊するなかで、スポーツの祭典?リモートでもなく、リアルに集まり1位を決めることが、生命やほかの経済活動よりも何故優先されるのか?説明もない!国民アホだと舐めてんのか!?

どんな場合には中止かの判断基準も示さず、どんな事態になってもスポーツ祭典はやる構え。何を隠しているのか?この国はIOCの属国か?そんな商業主義丸出し祭典なんて存在意義ないのではないか?スポンサーももはや辞退しない限りマイナス効果しかないのでは?国民アホだと舐めてんのか!?