第3話までみて、すみません、遅ればせながら狙いが見えました!すごいよ、NHK!!いまの、何一つ意味あることを答えない語らない政権への痛烈な批判。NHKの勇気に涙がでそうだ~。ジャーナリズムなめんなよ、何人か何個か圧力に散っても、魂までは死んでない。NHKが許される範囲で一矢報いるつもりなのが伝わり、震えました!ありがとう!
国民が愚かなままだとタカをくくり、国民をバカにし、隠蔽し逃げ、言論の自由にあちこち実質的な圧力をかける政府を、国民は許さない、だが、思ってるだけで黙っていてはだめなんだ。過去の悲劇から学ばずの二の舞はありえない。
わたしも最近タクシーに乗る度、知り合いと会話する度に、何がおかしいかを意図的に声に出すようにしていたが、まさに同じ気持ちだー。フランス革命や香港のデモまでの暴力含む強い表現は日本人にできないとしても、あきらめて黙る善人にも罪ありで、目を覚まし(大学総長のI am awake now.に感動)、声をあげろ!
敗戦でアメリカからもらった民主主義(男女不平等、神風特攻隊の時代の日本人には敗戦しない限り自力では獲得しえなかった民主主義)を無意味な謎答弁と時間切れ作戦で踏みにじる政権。ほかの法律と全く違う最高法規である憲法は、権力の暴走から国民を守る目的のためだけに存在するものなのに、その憲法を権力者が国民に十分に意味を理解させないままに権力暴走可能余地を増やす方向で変えようとしている政権。戦前有力者の系譜を継ぐ者たちの自民党がずっと執念のように狙ってきたのは何か?
権力をもったものは古今東西同じ動機にとりつかれる、自分以外の何を犠牲にしても保身&権力維持するための、言論の弾圧、権力による独裁。そういうものだ、繰り返す歴史、ある意味その動機が生まれるのは想定内だ、だからこそ(自民党は嫌がるが)軍国主義で人の命が道具にされた日本を民主化させるために「アメリカがくれた」戦後の日本国憲法では、憲法改正だけは国民の特別な投票がなければ動かせないようになっている。国民を権力者(政府)から守り、悲劇を繰り返させないために他ならない。
「えらいひとは全体のためになることをきっとしてくれるとただ信じることが上品で、疑うなんて失礼だ」という謙虚だった日本人は騙されやすかった、詐欺師のカモ、搾取される者になりやすかった、変わらなければ危険だ。
何一つ説明しない、説明できない政府ならば断固Noを。黙ってやり過ごす1つずつの小さな分かれ道が、国民の生命と財産と幸福の悲劇への転落の入口になりうる。説明うけてないんだから、何が裏の動機か、ほんとうはどこに繋がってるか、良いのか悪いのか判断しようがない、だから意味あることを言わず批判から逃げ説明責任を果たさないならNoとしか言えない。説明しないひと達には必ず問題がある、言いたくない不都合な理由があるか、無能で説明できないか、どちらかだ。ならば、国民の答えはNoだ。
わすれてはならない、歴史上、政府権力者側の利益と国民の利益は、命や自由がかかるような重大な局面ではむしろ必ず対立する。
そうわかった瞬間に、この長いタイトルに込められた危機感が伝わる。これは有形無形なやり方で圧力を感じているであろうNHKからの、SOSというか、緊急危機速報だ。「今ここにある危機」。ドラマの形をとってはいるが、いのちを自由を守る行動を取るべき時がきたと知らせている。
さぁ、われわれは、民主主義教育のもと育った「危機的状況以外は働かない蟻たち」は、どうやって進むべきか。教科書で見た覚えのある民主主義が権力者によってむしばまれ始める音がする今、絵に描いた餅ではなく、自分のあたまで世の中と自分について考え、意志を表現しよう。平和ボケの幸せ時代はしらないうちに終焉していた、危機を乗り越えるために、全員で目を覚まそう!
ドラマ中で記者が総長に投げかけるキング牧師の言葉。「問題に対して沈黙するようになった時、われわれの命は終わりに向かい始める。」「そして、最大の悲劇は、悪人の暴挙ではなく善人の沈黙である。」