最終回完了 個人的好み判定 △ゆるきゃん

福原遥はお顔も声もかわゆいのだ、ドラマとしては△アニメでよいかなぁ。原作アニメは人気あるらしく、友人がソロキャンに行って素敵すき焼き写真拝見していたのが、こういう青春世界と理解できた~~~個人的には鍵がないとこで無防備に眠る勇気がもてなそうだけど、お外料理は興味あり。

最終回完了 個人的好み判定 ◎スカーレット 全体とおして完成度高い

信楽初の女性陶芸家のしずかな情熱の人生の話。苦労多くも気丈に生き輝く。誰かの話なんだけど、遠くの偉人の話じゃなくて自分の話のような、等身大の描き方がすばらしい。そして、朝ドラなのに、別れや死について書くことから逃げなかったところが、何だかうれしい。ハチロウさん、お父さん、タケシ。

全体をとおして、明るい幼なじみとの家族ぐるみコメディも良いバランス。戸田恵梨香安定感バツグン、松下洸平ひょうひょうと凄い、声と間のセンスが良い。アシガールの健太郎と黒島結菜がふたりとも出たのもニクイ。大島優子うまい。北村一輝の存在感。そして、よく練られた脚本とセリフが秀逸。

どの別れも丁寧にかかれ、ハッとし、感動したが、最終週「炎は消えない」もすばらしかった。

身内の死、死は不吉なものでも、忌み嫌うものでもなく、生まれて生きて咲ききった先に、みんなに等しく訪れるゴールであって、静かに向かい合わなきゃならないときもあるものだ。語らなきゃ、目をそむければ、なんとかなるなんてのは、幻想で。順番狂うことも、悔やまれることもあるが、それでも精一杯があったのなら。笑って生きるふつうの毎日がどんなに尊いものか。だから、死が意識のかたすみにあればこそ、むしろ、どう生きるのか、どんな幸せがあったか、あげて、もらって、チカラになったか。それこそが、幸せな普通のまいにちだということが描かれていると思う。

私の場合も、もっとああしたかったは、何年たってもつきないけど、まだ若くして亡くなった母も最後まで諦めない姿を見せて、最後まで私に教えてくれた。生きたいのに生きられないひとがいることを知ることは、今生きてる自分の踏ん張る覚悟になろう。どの一日も後悔しないよう精一杯生きろ!

そんな感情がわきあがりながら観ていたら、最終回最後のカットがまさに重なった。死があるから生が輝き弾ける。涙の分だけ、誰かの分まで、生きなければ。迷ってる暇なんかない。