最終回完了 個人的好み判定 △シロでもクロでもない世界でパンダは笑う。アクションがメイン

ストーリはなかなか複雑な構成。不幸な事件と複数の人格、催眠。アクションができる清野菜名と空手極めた横浜流星に見どころをつくる仕掛けという意味では流行りもの系か。腐敗する政治への痛烈な批判を代弁してくれるなど、ときにスカッとしたりもする。有り得ない設定で色々もりこむあたりは、深夜系自由さと面白みがたくさんある新しい試み。

だが、全体とおしてドラマとしての評価とするならば△か。登場人物にイイヒトが出てこないあたりも、2020年2-3月の暗い時期には結果としてハマらず。アクションと旬センスを重視、設定と展開がやや雑な点を補いきれず。同じアクション系なら…少し前&アクションレベルはぐっと下がるがエンターテインメントとしても完成した「ルパンの娘」に軍杯。